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セックスというのは、言うまでもないことですが、一人でするものではありません。相手があってはじめて成立するものです。ですから当然、男性も女性も、いっしょに楽しめ、いっしょに快感を得られるということが、大切になってくるわけですよね。

ところが男性のばあい、そのことは頭ではわかっていても、どうしても自分の性欲を発散させることが優先してしまい、その結果として女性を置き去りにして、自分ひとりが射精してしまう、ということになってしまいがちです。

いやそれは、自分はそんなに精力がないから、女性が逝く前に、自分が射精してしまうんだ、と言う人がいるかもしれませんが、それはセックスというものが、ペニスを膣に入れるという、そのことだけを指していると思うからなんですね。
たしかに男性にとっては、快感はほとんど、ペニスによってしか得られることはありません。でも女性は違います。全身の様々な部分が性感帯で、それを刺激されることで、いくらでも快感を得られるものなのです。

ですからまず、男性は、ペニスを挿入する前に、女性にたいしてしてあげなければならないことがあるということなんですね。女性をきちんと気持よくして、快感を与えてあげてから、今度は自分が気持ちよくなる、というくらいに考えることが、丁度よいくらいなのかもしれません。

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男性にとって、セックスのテクニックが上達したいということは、やはり誰でも思うことでしょう。セックスが上手だったら、いろんな女性にもてるんじゃないか。セックスが上手だったら、はじめて会った女性が自分の虜になるんじゃないか。

セックスのテクニックを磨くためには、もちろんまず、セックスの回数をこなさなければいけないのは間違いありません。でもその時、そのたび違った相手とセックスするよりも、じつは同じ相手と何回もセックスしたほうが、セックスは上手くなるものなんです。

これはちょっと意外かもしれませんが、考えてみてください。違った相手とセックスしたら、そのたび同じセックスをしたとしても、別に相手もそれまでの自分のセックスは知らないわけだし、おかしいとも思われないですよね。だから結局、ちがった女性とセックスしていると、毎回同じセックスをしてしまうことになり、進歩がなくなってしまうんです。

でもそうじゃなく、同じ相手と何度もセックスするということになって始めて、それじゃ今回は、ちょっと違ったやり方をしてみようかと考えることになり、そこに上達というものが生まれることになるんです。奥さんとしかセックスしないという男性のセックスが、結局いちばん上手かったりするものなんですよ。

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これはよく聞く話ですが、人妻が出来心で浮気をして、これ一回きりにしようと思っていたのに、ハマってしまった理由。ご主人とのセックスでは感じたことのなかったオーガスムを体験してしまったからというのが、けっこうあるというんです。

もうそうするとその人妻は、自分にオーガスムを与えてくれた男性から離れられなくなってしまう。何度でも自分を逝かせてくれて、深い快感を教えてくれた男性を、ご主人以上に愛してしまうようになる。

実際何人もの男性とセックスしたことがあるという女性に聞いたりしてみると、ほんとうにセックスが上手い男性というのは、数えるほどしかいないのだそうです。あとは自分勝手な、独りよがりのセックスをしているだけ。セックスが上手い下手というのは、何もおっぱいの触りかたが上手いとか、Gスポットがどうのとか、そういう問題ではありません。そう思っている限り、セックスは上手くなることができません。

そうではなく、いかに相手の女性と一体感を味わい、気持ちと体の盛り上がりを一緒に感じることができるか。大事なポイントはここなんですよね。そいういう観点から、もう一回自分のセックスを見なおしてみるということも、大事なことかもしれません。

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セックスをどういう風にしたらいいのかということは、意外にむずかしい問題です。セックス以外の、何でもいいんですが、たとえば料理だったとしたら、それが上手になろうとしたら、お母さんの料理を見たっていいし、料理教室に通ったっていいし、誰かが料理するのを見て、それを学ぶということができるんですよね。

でもセックスはどうでしょう。そう。セックスのばあいは、どうしても男女の秘め事になってしまうから、人のセックスを見るということがなかなかできないんですよね。

そのなかで唯一、人のセックスを見ることができる機会というのが…。そう、アダルトビデオ。アダルトビデオというのは、ふつうの人にとって、ほとんど唯一、他人のセックスを見る機会になっているわけです。だからどうしても、アダルトビデオのセックスが、セックスのお手本であるということを、男性のばあい、思ってしまいがちなのですね。

でも気をつけなければいけないことは、アダルトビデオはあくまで、それを男性が見て喜ぶための物であるということです。あれは男性に見せるためのセックスであって、女性が満足できるということとは、何の関係もないことなんですよね。アダルトビデオの真似をしてセックスすると、女性は白けてしまうばあいもあるといいますから、注意が必要です。

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ひとりのパートナーと長くセックスを続けていると、相手はほんとに満足してくれているのか、不安になるものです。
相手が違えば、そんなことはないのだけれど、おなじ相手だと、セックスのパターンがいつも一緒になってしまう。ああして、こうして、こうやって、というのがいつも同じ。それってたぶん、相手も「あ、次はこうくるな」とか、「次はこうだな」とか、予測できてしまうというわけですよね。

セックスはただ射精して、オーガスムに達して、それでいいというものではありません。肉体だけでなく、精神面でも、楽しみ、そして感じることができなければ、セックスにほんとに満足することはできないでしょう。人間は精神をもった動物ですから、やはりこの精神面というのは、バカにできない、ほんとに重要なことなんですね。

かと言ってもちろん、ただテクニックを磨けばいいというだけのものでもありません。相手のことを考えない、自分勝手なテクニックでは、相手の満足を考えたはずのことが、かえって相手を傷つけるということにもなりかねません。

やはり大事なのは、相手を思いやる気持ち。まずそれがあった上で、その上でテクニックを身につけていくということが、やはり大事なのではないでしょうか。

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